ちょっとミステリーなタイトルをつけちゃいましたが、

毎年1月14日は山口市阿東の地福地域にとっては特別な日です。

なぜなのかというとー

14日はトイトイの日だからです！！

トイトイは重要無形文化財にも指定された伝統行事です。

この行事はスーパーのPOPにも“こどもは地域の宝！！”と書いてあるように

地元の子供達が主役となっています。

トイトイは私がお粗末ながら解説させていただくと、

1月14日の夜、子供たちが地福地域の各家庭をまわり、事前に自らが制作したワラウマ（藁でできた馬。縁起物）とお供え物を交換することによって家内安全、無病息災、五穀豊穣などを祈願する伝統行事です。子供たちは、ワラウマを玄関に置き、「トーイトーイ」と言って物陰に隠れます。その間に、家の人はお供え物をワラウマと交換します。子供たちは決して姿を見られてはなりません。

家庭によっては、子供の姿が見えると水を撒きます。子供たちは水に当たってしまうと、その年は縁起が悪くなるので必死に逃げ惑います。すべてが終わり家の人が屋内に戻ると、子供たちは大きな声で「ありがとうございました！」と挨拶をして去ります。

和製ハロウィンといった感じのですね！

（伝わりますかね。。。？汗）

日が暮れて公民館に集まった子供達は、

各家庭をまわる前に

地元の方が制作したトイトイに関するムービーを見て

トイトイの歴史と、歴代の子供達の想いを感じて

士気を高めていました。

そして各家庭へワラウマとともに出発！！！

その後の展開は、ムービーをご覧下さい。

思いっきり撮影している私の笑い声がはいっちゃってますね。笑

見ているだけで楽しくなっちゃいました。

水から逃げる子供達の無邪気な姿に元気をもらいますし、

「ありがとうございました！！」と揃って言う姿には

たくましさも感じます。

地域の方々は子供達に対してわが子のように

愛情いっぱいに接していらっしゃいます。

本当に子供は地域の宝なんだなと私は勉強になりました。

こんなにすてきな地域だからこそ、

まっすぐに子供達は成長しているんだと思います。

地域の良さを知って頂いて、ここで子育てしたい！と思う人が

たくさん増えてほしいです。