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日本にある森の種類について
今回は、日本にある森の種類についてご紹介します。
日本は国土が南北にながーく広がっている国です。
そのため、森林も南北の気温の違いによって様々な種類の物が存在します。
標高が高い山を登っているとき、頂上に近づくと低い木しか見えなくなったり、
不毛地帯?になったなあというのは漠然と肌で感じていましたが、
まじまじと地図でその分布を見ると、分かっていた事といえ妙に納得しました。
色分けした森林について、特徴だけつまんでご紹介しますと・・・
■落葉広葉樹林(らくようこうようじゅりん、英: Deciduous broad-leaved forest)
生育に不適な季節になると全ての葉を落とす広葉樹の森林。乾季の乾燥に応じて葉を落とす例と、冬季の低温に対応して葉を落とす例がある。日本では落葉広葉樹林は照葉樹林より寒冷な地域に見られる。紅葉も散るから、落葉広葉樹!
[補足]常緑広葉樹林(じょうりょくこうようじゅりん)
落葉する時期のない、主として広葉樹からなる森林。乾燥や寒さに対しては、葉を小さくしたり厚くしたりする事で抵抗する事が出来る。そうやって対抗できるうちはいいけれど、それでも無理!!となった、つらい時期には葉を捨てる事で寒さに対応する。熱帯では乾期と雨季の差の少ない地域での熱帯雨林、温帯でも暖かい方、暖温帯での森林に限定される。
■常緑針葉樹林(じょうりょくしんようじゅりん)
落葉広葉樹林よりさらに寒さの厳しい条件で出現する。針葉樹は、広葉樹より、より小さく厚い葉をもつために、より耐寒性に優れていると考えられるからです。常緑なので、落葉することはありません!松もそう!
■照葉樹林(しょうようじゅりん、laurel forest)
温帯に成立する常緑広葉樹林の1つ。構成している樹の種類に葉の表面の照りが強い樹木が多いのでその名がつきました。樫の木もその1つ。
■多雨林(たうりん:Rainforest)
降水量の多い気候条件によって成立する森林。多雨林は生物多様性に富み、世界の動植物種の3分の2ほどが集中する。多雨林は気温条件によって大きく熱帯雨林と温帯雨林の2種類に分けられますが、中間的な亜熱帯雨林(台湾、沖縄県などに見られる)もある。
■低木林(ていぼくりん)
低木からなるものをいう。今回取り上げた低木林はツンドラ気候の場所でもあるので、森林の生育に不適格な環境ため樹木が成長しない場所。しかし、ツンドラには木が生えているところもあり、ツンドラと森林地帯との間の移行帯(生態上の境界地帯)は樹木限界線と呼ばれています。そう、森林限界というやつ!!!
これ以外にも様々な定義付けをされた、森林の種類があります。
今回は日本の森林を構成する6つの種類に絞って紹介しました。
日本も場所によって、山の姿が全く違います。
高さによっても姿が違います。
北から南までいろんな山を登山旅行したいな・・・
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