十種ヶ峰登山 vol.1〜最短で登頂したい人へ〜
![](https://i0.wp.com/yamanokoto.info/wp-content/uploads/2015/04/IMG_0135.jpg?fit=1000%2C667&ssl=1)
今回レポートするのは十種ヶ峰(とくさがみね)。
十種ヶ峰は、山口県と島根県にまたがる標高989mの山です。
別名、長門富士と呼ばれてり、夏は登山とマウンテンバイク、
冬は天然雪のゲレンデでスキーやスノーボードが楽しめます。
登山ルートが何本もある十種ヶ峰は、誰もがいろんな角度から自然を楽しむことができる山です。
今回は「 長時間歩き続けたくはない。短時間で山頂の絶景は見たい・・・」
そんな人のための十種ヶ峰の登り方をご紹介します。
おおざっぱな地図の登場です。(ごめんなさい)
8合目にある山ろく駐車場から頂上までの840mをトレッキングする直登ルートです。短い!!
運動不足ぎみのわたしが、片道歩いて20分くらいで登頂できました。
往復1時間あれば行けますよ。
しかし、侮る事なかれ。山は山です。
十種が峰はマムシやツキノワグマ、スズメバチなどのお家でもあります。
(熊鈴あるとGOODです!)
彼らのすみかのすぐそばを歩くので、注意が必要です。
これから暑くなりますが、肌の露出は控えた方が無難です。気をつけてください。
登山道に入って行きましょう・・・・
登山道の周囲の植物の背丈が低いので、周囲がかなり見渡せますよ。(なんだか安心・・)
整備されているので歩きやすいです。
しかし、頂上目前になってくると、さすが直登ルート(?)。
傾斜が急になります。
この日は足下が滑りやすくなっていたので、人が滑って土をひっかいた跡がたくさんありました。
(わたしは急に登ったので、運動靴で登山というコンディションでしたが・・一応大丈夫でした。)
(気持ちさえあれば運動靴でもOKです!)
が、
山の天候は変わりやすく、ふもとと同じ路面の状況ではないので、予測がつきません。
やはり可能であれば、登山靴での登山をおすすめします。
そんな、ちょっぴりきつい傾斜の直登ルートに心が折れそうになりましたが、
振り返れば、背にはこの景色!!!
テンションあがっちゃって、踏ん張れますよ〜!
そして、山ろく駐車場から歩くこと20分。
登頂しました!!!!!見晴らし最高です。
360°のパノラマビューは想像以上に感動ものです。
「長門富士だなんてちょっと大げさじゃ・・」なんて登る前は
ちょっぴり思っていた笹谷ですが、登ってみてその名前に納得しました。
山頂近くは樹木がなく、チマキザサで覆われています。
そして、十種が峰が独立峰で周囲の山が低いゆえにこの景色があるのです。(地球に感謝・・)
阿東や津和野など周囲の町が見渡せる上に、空気が澄んだ日は日本海まで見る事が出来ます。
すごい!!!
今度は海が見える日に登りたいですね。
今回は最短ルートで十種が峰を登る方法をご紹介しましたが、
時間にはゆとりを持って行動しましょう。特に15時あたりから登り始める場合は、
季節によっては日が暮れるのが早いので危ないです。焦りはケガの原因にもなります。
そして、840mという短い距離ではありますが、1人では登らないようにしましょう!
なにかあった時、助けてもらえるように複数名で登るのがGOODです!
安全に気をつけて、十種が峰の自然を楽しみましょう〜☆
〔今回のルートのおすすめ装備リスト〕
- 暑さ寒さに対応しやすい重ね着の服装(長袖長ズボンが原則オススメ。虫やヘビがいるため)
- 帽子(必須)
- 登山靴(もしくは、運動靴。ヒールがあるものは不可能!!)
- 軍手
- 熊鈴
- 飲み物
- 懐中電灯
- ゴミ袋
- 予備食料
- タオル
- カットバン
補足知識
■山の中で食料を広げると、匂いにつられて動物がやってくるかもしれません。
間違っても残飯などを放置して帰る事はやめましょう。熊が味をしめて登山道に出没する原因になります。
■化粧や香水は控えめがおすすめです。
いい匂いにつられて、虫たちがあなたに寄ってきますよ♡汗
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